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2021年 08月 21日
トンボの翅脈と貝殻を模倣したスピーカーユニットONKYO OM OF101(導入編)
オンキョーが最後の力を振りぼって開発した・・かどうかは知りませんけど105.png、バイオミメティクス(生物模倣)で開発したスピーカーユニットです。

5月頃に発表され早く試してみたかったのですが、ようやく入手できました。スピーカーユニットとエンクロージャーキットです。

8月19日発売のムック本付録〔ONTOMO MOOK〕
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エンクロージャーの材質は9ミリ厚の薄めなMDFで少々心もとない。まぁ所詮付録ですから。。
構造は小型の筐体でより低音を出したいがためのダブルバスレフ型で、バスレフ室を2室備えた構造です。
設計者によるとこの構造は計算が難しく殆ど市販されていないが、オンキョーのユニットに合わせて綿密に計算して調整したとのこと。

組み立てはガンプラよりも簡単です。ただFクランプの持ち合わせが無かったので少し苦労しましたが、重しを置いて接着していきました。
側面片側は未接着で残し、『これで完成』という段になって接着します。


息子が買って置いていった10Kgのダンベルを重しに
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しかし吸音材がどう見てもショボすぎです。これでは欲している音は出ないだろうと想像120.png
まぁコストの関係とかで仕方ないところでしょう。


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取り敢えずキット的には完成したので側面をはめ込んで音を出してみたところ、音の素性は良さそうです169.png
しかし案の定音に不自然さがあります。これはやはりショボショボの吸音材のせいでしょうね。変な共振がありバスレフポートから余計な音が出ています。

まぁ↑で良い音が出るなら誰も苦労しませんよね105.png


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それで吸音材を足すことに。
材料は色々と迷いながら音工房Zのミクロンウールを別途仕入れて入れてみました。

ハサミで楽に切れて、切った時にニードルフェルトのようなゴミカスが出ないし、グラスウールのチクチクが無いのでいい材料でした。


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取り敢えずユニットのある上室にバスレフポートを塞がないよう充填。


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サスガに音は落ち着きましたが、バスレフポートからまだ少し雑味が出ているようなので下室にも少し入れてみることに。


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良い感じです。雑味は消え音の切れが良くなりました。
少し高音が刺さる感じが残りますが、これはスピーカーユニットが新品ですから鳴らし込んでいくといい感じになっていくと思われます。

ここで側面をボンドで貼って取り敢えずは完成です。
しかしここで終わっては面白くありません。塗装をしたいと思います。
スピーカーユニットと端子部を外して作業ですが、雨が続くので塗装は来週ですね。

サンディングシーラーで下塗りをしてからアクリルラッカーを塗り塗り、サンダーでペーパーを掛けて仕上げていく感じですけど、この辺の作業は初体験なのでどうなるか105.png

「塗装編」に続く




by webtyuu | 2021-08-21 11:09 | オーディオ | Trackback | Comments(0)


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