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2022年 02月 26日
Fiio M11 Plus ESS
去年の夏に限定製造販売されたM11 Plus LTDの後継です。LTDは旭化成のハイエンドDACチップAK4497EQを積んだDAPですが、Fiioが在庫で持っていた旭化成AKMブランドDACチップの在庫一掃でしたね105.png
ちなみにアッという間に完売したとのことです。

旭化成のDACチップは2年前の火災事故から生産がストップし(一部協力会社に委託生産)、最近になってようやく一部DACのサンプル出荷ができるようになりましたが、オーディオ製品メーカーはそんなの待ってられるはずもなく、続々と米ESS社などのDACに鞍替えしています。
長年AKMを使ってきたFiioもご多分に漏れず、M11 Plus LTDのDACをESS社製ハイスペックDACチップ ES9068ASに置き換え各部をブラッシュアップしたM11 Plus ESSを2月25日に発売です。


発売日にゲット
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M11は以前Proを使っていて結構気に入っていたのですが、お宝M15を入手する時に手放したので久々のM11です。もっともデザインだけ踏襲で中身はまるっきり違います。

今回はSnapdragon 425搭載でもっさり感があったCayin N6ii/T01とE01マザーボード。それと音的にHiBy New R6やibasso DX240に劣ってしまうSHANLING M3Xを手放すことに。M3Xは小さくて携帯には良く、音だって決して悪くはないのですけども、兄貴分たちに比べるとやはり・・・。

それとソニーの完全ワイヤレスイヤホン WF-1000XM4を処分して原資を作りましたが、もうソニーの音にはうんざりですね。
まぁ完全ワイヤレスは携帯性、お手軽さが売りであって、「音」を語るにはまだ未完成なデバイスと言う感じです。


青色に光る電源ボタンの下にあるのがボタン+タッチパネル複合型ボリューム調整機構
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SoCがM11 ProやM15のサムスン製から米・クアルコム社製のSnapdragon 660に変わったお陰でApple Musicの利用が可能になりました。

M15のせい・・と言うかケツの穴が小さいアップルのせいで少し前にAmazon Music一本足にしたのですが、やはりZARDが聞けないと寂しいし、中森明菜の「明菜」がAmazonには無いとかで結局Appleとの二刀流に戻す事に。
Amazonにも明菜さんのアルバムは沢山あるのですけど、何故か一番聞きたい「明菜」だけ無いってどういう事?


FiioでApple Musicが聞けるようになりました
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ブリトニー・スピアーズのMood Ring (By Demand) もAmazonから消えたのにApple Musicにあります。
しかしAmazonから消えたのは少しHだから?105.png でもAppleは許容しているのにおかしいですね。この程度で119.png


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在宅勤務のお供、radikoが使えました。
M11 ProとM15は測位不能で立ち上がらず、GPS Tether(廃盤)を一度入れないと使えませんでしたけど、これもSoC変更のお陰でしょうか、Wi-Fiで測位可能になりましたね。

もっともradikoは音質に関係ないので聞くデバイスはスマホとかいくらでもあるから重要ではないですけど105.png

肝心のミュージックプレーヤー「Fiio Music」はバグ?があります。時々「プツッ」と音切れすることがあり、「ゲ・・、ハードかSDの問題?」と思って焦りましたが、UAPP(USB Audio Player PRO)では問題無いのでホ・・。
まぁこのクラスのDAPを使う人はUAPPやNeutronなどを使ってるでしょうから問題ないですか。でも早く修正しないと。

ちなみにiBasso DX240はUAPPがDX240のハイレゾダイレクトドライバーを認識しなくAndroid標準ドライバーになるのでUAPPは使えません。UAPP側の問題だと思いますけど中々直してくれませんね。

ボリュームが左サイドパネルのボタン+タッチパネル複合型ボリューム調整機構になっています。実はコレが一番の不安要素で、誤作動が多いのでは?と思っていたのですけど大丈夫な感じ。使い勝手も悪くありません。

レザーケースが添付されていますがいい感じです。付録のケースって大概ろくなものはなく別売り品を買う事になりますけど、これは買う必要なさそうです。現在たっぷりとレザー製品保革オイル(ベジタブルオイル)を塗って熟成中。まぁ黒なので変化は無いと思いますけど。



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ちなみにiBasso DX240のおまけレザーケースはチョットと言う感じですね。品質は悪くありませんけど、色がくすんだ緑でダサい事この上ありません。
ボディー色が黒と綺麗なグリーンの2色展開なのに、ケースは一色で纏めようとした結果、中途半端な色になったかと。もう失敗覚悟で違う色に染めようかと思っています。



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<3月6日追加>
染めQで黒にしました。思いきって濃紺とかにしようかと悩みましたが、根性が足りず結局無難なブラックで。
うまく塗れるか心配でしたけど、数分の噴射で評判に違わず見事な染め上がりで質感は上々。内側はマスキングテープを施し緑を残しています。


綺麗なグリーンのボディが映えるようになりました
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M11 Proで不安定だったAmazon Musicにも完全対応していて安定して使えるようになっています。M11 Proはグルグルグルグルグルコサミンが多発してイライラしましたけど、そんな事はなくなりました。
M11 Plus LTD発売当初は問題があったらしいハイレゾ再生も大丈夫です。

しかしサイドボタンの停止が効きません。進む、戻るは大丈夫。ちなみにM15は奇跡的に全てのボタンが正常に効きますがこれは珍しいのです。
Amazon Musicのサイドボタン系不具合はもう病気ですね。殆どの機種で遭遇します。尼が提供しているAPIが変なのでしょうけど、頑として直しません。

スマホで試してみたら同じなのでSnapdragonとの相性なのかもしれませんね。それにしたって「Amazonが直せや!」って感じです。


Amazon Music
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USB Audioの音量が何故か小さくて「ありゃマジか。中華の洗礼?142.png 」って最初はガッカリしたのですが、なんとボリューム調整で大きくなりワケワカメ。
USB Audioはデジタル信号をDAPのアンプ部を通さずUSB出力から外部DACに入れるため、本来DAPのボリュームは関係なくなります。

そんなアホな・・と思ったのですが、下記の商品説明を思い出してわかりました。

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これまでボリューム調整用のICで行っていた音量調整機能をDACチップに受け持たせることで、ボリュームIC回路を廃止しさらなる特性の向上を実現しました。
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※このボリュームIC回路の廃止でSN比 126dB以上、THD+N 0.00085%と言う驚異的な数値を叩き出せたとの事です。

その辺のブロック図、回路構成が公開されてないのでよくわかりませんけど、恐らくUSBからデジタル信号を出力する際にもDACが使われているのでボリューム調整が反映されるのでしょう。そう考えると合点がいきます。

そうなるとボリュームを一々調整しないといかんのか137.png 。USB出力時には他のDAPに合わせるためMAXの120にしますが、音量下げ忘れてイヤホンで聞くと耳が壊れる143.pngと思って不安でしたけどさにあらず。
USB Audio時にボリューMAXにしてもイヤホンを繋ぐとイヤホンでのボリューム位置を覚えていてMAXにならないし、外部DACに繋ぐとやはり覚えていてMAXになるので問題なしでした。



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放熱も大したことはない感じです。M15はアッチッチになりますけど、昨晩一晩ベッドの上で鳴らしてましたが最高39度止まり。まぁ寒い時期ですけどM15やCayn N6ii/T01より放熱は少ないようです。
もし夏場に熱くなるようなら別売りの裏側に放熱板が付いている少しお洒落なレザーケースを考えますが、まぁ大丈夫でしょう。

iBasso DX240も熱くならないのでESS社DACの特性かもしれません。

最後に音ですが流石にFiioは裏切りませんね。
もう7~8年前になりますか、ウォークマンを使っていたころ、面白そうなので音には全く期待せずX3 2nd generationを購入。「中華やし大した事ないやろ」と思い聞いた瞬間、出てきた音に驚いて椅子から転げ落ちました。ウォークマンの音は何だったんだ。。

それ以来Fiio製DAPは何台か購入しましたがどれも期待を裏切りません。本製品もM15に負けず劣らず素晴らしい音を聞かせてくれます。
M15よりも音場が少し広がり音の輪郭、繊細さがより細やかに出てますね。解像感が高く音のディテールを細密に再現していて素晴らしいです。

Technics EAH TZ700(4.4mmバランス)とSENNHEISER HD 599(3.5mmシングルエンド)で聞いてますが、まぁ両方とも効率の良い製品なので鳴らしきってくれますし、効率が悪いイヤホン、ヘッドホンでも大丈夫とのことです。
ちなみにゲイン設定はデフォルトがHIGHでしたけどMEDIUMに変更しました。



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MQAが少し残念なスペックで8倍展開になっています。iBasso DX240やHiBy New R6は16倍展開ですから見劣りしますね。
しかし自分の耳では8倍も16倍も聞き分け不能でしたから実質問題ありませんが、これを聞き分けできる人っているのかな?

まぁ大方表示されている数値を見て気分の問題でしょうか105.png


左 M11 Plus 8倍なので352.8Kで再生。 右DX240 16倍なので705.6Kで再生
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これで手持ちDAPはFiio M15とM11 Plus ESS、iBasso DX240/AMP8、HiBy New R6の4台になりましたが、4者4様で特性の違う素晴らしいDAPたちなので、それぞれの個性を楽しんでいこうと思います。






by webtyuu | 2022-02-26 07:47 | オーディオ | Trackback | Comments(0)
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